【門真市】不動産売却にかかる費用や空き家などの中古住宅売却方法 | 三笠工務店 | コラム

仲介手数料

仲介手数料とは、仲介売却で中古住宅を売却したときに不動産会社に対して支払う報酬です。

不動産会社は仲介売却の依頼を受けて、宣伝活動や手続きのサポートなど、様々な業務を担ってくれます。こういった支援を受けて無事に住宅が売れたときには、成功報酬を支払う必要があるのです。

仲介手数料の上限額は以下のような計算方法で求められます。

• 200万円以下の場合には売却価格×5％＋消費税10％
• 200万円を超え400万円以下の場合には売却価格×4％＋2万円＋消費税10％
• 400万円を超える場合には売却価格×3％＋6万円＋消費税10％

例えば不動産を3,000万円で売却した場合には400万円を超える部分で計算するため、3,000×3％＋6万円にさらに消費税を足すため、仲介手数料合計は105万6,000円ということになります。不動産の売却額が高くなるほど仲介手数料の額も高まるため、事前にまとまった費用を用意しておくことが肝心です。

住宅ローンに関する費用

住宅ローンが残っている場合には不動産売却前に一括返済を行います。この返済には返済手数料が数千円かかることになります。また、返済後に抵当権を抹消するときにも2万円程度の費用がかかります。

各種税金

不動産売却時にかかる税金にはまず譲渡所得税が挙げられます。譲渡所得税は不動産売却で得た利益に対してかかる所得税と住民税の合計額です。不動産購入時の金額よりも不動産売却の金額が低かったときには利益が出なかったと判断できるため、譲渡所得はかかりません。なお、譲渡所得税とは別に不動産売却の手続きには印紙税がかかります。

空き家の買い手を募る方法

築浅できれいな状態の空き家であれば買い手がつく可能性は十分にあります。空き家の状態がよいのなら、まずは不動産仲介売却を試してみましょう。

仲介売却をすれば、空き家をより高く売却できる可能性が高まります。また、空き家を解体する手間もかかりません。ただし、築年数の経過した中古住宅や劣化が目立つ空き家は買い手がつかないこともあります。

不動産会社に買い取ってもらう方法

住宅が古く買い手が付きにくいときには不動産会社に直接買い取ってもらう方法がおすすめです。不動産買取の場合であれば、査定額に問題がなければその場で買取の手続きを始められるため手間がかかりません。その一方で、買取価格はどうしても仲介売却よりも安くなってしまいます。

手間を掛けずスピーディーに不動産を売却できれば多少価格が下がってもいいという方は、買取を選ぶとよいでしょう。

更地にしてから売却する方法

空き家が老朽化しており需要がないと判断した場合には、更地にしてから売却するのもよいでしょう。古い空き家の状態では買い手がつきにくいものですが、更地であれば個人や法人の買い手がつきやすくなります。

ただし、中古住宅の解体にはまとまった費用がかかります。また、更地は固定資産税や都市計画税が高くなることから敬遠され、結局買い手がつかない可能性も考えられます。更地にしようか悩んだ場合には、解体前に不動産会社に相談してみるのがおすすめです。