【門真市】不動産買取で空き家の戸建てを手放す際の流れについて | 三笠工務店 | コラム

1．査定を依頼する

まずは近隣の不動産会社を選んで査定の依頼をしましょう。不動産査定には周辺の相場やヒアリング内容のみで不動産の価値を概算する机上査定と、現地で直接不動産を調査する訪問査定という2種類があります。

売却に向けて動くのであれば、訪問査定で詳しく物件を見てもらいましょう。不動産査定の結果が出るまでには3～7日程度を要します。

2．買取の打ち合わせをする

不動産査定の結果が出たら、不動産会社との打ち合わせを行います。打ち合わせでは具体的な買取金額やスケジュールについて詳しい話を進めていきます。また、この段階で必要な重要書類のやり取りも行います。

戸建ての場合には登記済権利証や登記事項証明書、固定資産税納税通知書、測量図や図面などを用意しておく必要があります。必要な書類が揃っていない場合には再発行が必要となり、不動産買取に時間がかかってしまうこともあるので注意しましょう。

3．売買契約を結ぶ

不動産の買取金額を確認して特に問題がなければ、契約に進んでいきます。契約内容は契約書に詳しくまとめ、売り主側と不動産会社が一部ずつ所有します。

4．決裁をして引き渡す

必要な書類のやり取りを終えたら、不動産の引き渡しに入ります。不動産を引き渡した段階で、不動産買取の費用を受け取ることができます。

机上査定（簡易査定）

不動産の机上査定とは机上で手に入るデータのみを使った査定の方法で、簡易査定とも呼ばれます。机上査定を依頼するときには、物件の築年数や間取り、周辺情報などを知らせる必要があります。

不動産会社はこういった情報を元に、近隣の類似物件の取引価格などと比較し、価格を算定していきます。また、不動産会社が持っている過去の取引事例、公示価格や市況などのデータも査定額に加味されます。

机上査定を依頼するメリットは、短時間で査定をしてもらえるという点にあります。不動産会社によって異なりますが、机上査定の結果は早ければ30分程度、長い場合でも当日中には受け取れます。不動産売却にあたってはまず、複数社に机上査定を依頼して内容を比較してみましょう。

訪問査定（詳細査定）

不動産売却の具体的な手続きを進めたい方には訪問査定が向いています。訪問査定とは実際に不動産会社のスタッフが現地を訪れ、不動産の状態を詳しくチェックする査定方法です。

不動産の詳しい価値は、実際に現地でチェックしなければなかなか判断できないものです。訪問査定では不動産の間取りや劣化の具合に加え、日当たりや風通しの良さ、水道やガスなどの状況、水回りの状態、周辺環境などをトータルでチェックしていきます。

訪問査定では正確な査定額を算出する必要があるので、調査後に結果が出るまでには数日間を要することがほとんどです。不動産会社によって期間は異なりますが、3～7日程度をみておくとよいでしょう。

訪問の査定というとそのまま強引に営業されるのではと心配する方もいるかもしれません。しかし、多くの優良不動産会社は査定の段階で強引な営業をすることはないので心配は不要です。不動産の価値を知るためにも、まずは訪問査定を依頼するのがおすすめです。